- 著者/監修プロフィール
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株式会社プレゼンス・メディカル 創業会長兼CEO今西和晃
/ Tomoaki Imanisih医療、健康、教育、環境など、多岐にわたる分野での社会貢献を目指し、プレゼンス・メディカルを設立。日本の医療・介護分野において「技術の革新」をキーワードに、数々の新しいケアプロトコルを生み出し、業界に貢献している起業家である。M&Aやベンチャーキャピタルの分野で多数の事業を手掛け、その経験と知識を活かして、日本の介護業界にイノベーションをもたらすプレゼンス・メディカルを設立しました。
同社のCEOとしても活躍し、研修や喀痰吸引に関するコラムを通じて、事実に基づいた医療的ケアの意義や役割を啓蒙している。その知見は、今後の介護業界の発展に大きく貢献することが期待される。
2014年から500施設以上の施設経営者と直接対面を行い、現場における課題解決に向けた対談多数。公益社団法人 全国老人福祉施設協議会でのセミナーを全国28都道府県で実施。
AIとともに新たな可能性を創り出す喀痰吸引研修
2024年の介護報酬改定で、一段と注目されるようになったのが「喀痰吸引等研修」です。この研修は介護スタッフのスキルアップだけでなく、生活の質（QOL）向上を期待する利用者にとっても、大きな希望を持つことが出来ます。
一方で、医療的ケアを行う介護現場における新たな可能性を引き出す存在として、「AI（人工知能）」が浮上してきました。AIの進歩は、単に新たな技術を提供するだけでなく、介護の未来をも左右するほどの影響力を持つことから、積極的に取り入れることが求められています。
具体的な利点としては、AIが現場での課題を具体的な解決策に繋げ、時間や人手を効率的に配分することが可能となります。業務内容やニーズに応じて、最適な提案を行えるAIは、さらに働くスタッフの働きやすさにも寄与します。
重要なのは、この二つの要素――「喀痰吸引等研修」と「AI」が相互に関連し、協力して介護の質向上に貢献することです。弊社は、年間48回の研修を提供し、これを対面またはオンラインで行うことで、多忙なスタッフでも受講しやすい環境を整えています。
最先端のAI技術と結びつけることで、喀痰吸引等研修の潜在力はさらに開花し、全体としての介護業界の発展に一層貢献するでしょう。
そこにAIが絡むことで生まれる新たな形、これこそが未来の介護です。その創造に日々尽力し、一人でも多くの方に新たな可能性を提供できるよう、私たちの挑戦は続きます。新しい技術を取り入れ、研修の質を上げ、介護現場の改革に取り組む。それが私たちの目指す未来です。