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コラム

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AI FOR CARE
人間に寄り添うAI

AIが拓く、介護の新たな価値
著者/監修プロフィール

株式会社プレゼンス・メディカル 創業会長兼CEO今西和晃
/ Tomoaki Imanisih

医療、健康、教育、環境など、多岐にわたる分野での社会貢献を目指し、プレゼンス・メディカルを設立。日本の医療・介護分野において「技術の革新」をキーワードに、数々の新しいケアプロトコルを生み出し、業界に貢献している起業家である。M&Aやベンチャーキャピタルの分野で多数の事業を手掛け、その経験と知識を活かして、日本の介護業界にイノベーションをもたらすプレゼンス・メディカルを設立しました。
同社のCEOとしても活躍し、研修や喀痰吸引に関するコラムを通じて、事実に基づいた医療的ケアの意義や役割を啓蒙している。その知見は、今後の介護業界の発展に大きく貢献することが期待される。
2014年から500施設以上の施設経営者と直接対面を行い、現場における課題解決に向けた対談多数。公益社団法人 全国老人福祉施設協議会でのセミナーを全国28都道府県で実施。

2024.01.16

AIが拓く、介護の新たな価値

少子高齢化が進む日本において、介護の需要はますます高まっています。しかし、介護人材の不足や高齢化といった課題も深刻化しています。

このような状況下で、AIの活用が介護現場の課題解決に期待されています。AIは、介護士の業務を支援したり、利用者の状態をモニタリングしたりすることで、介護の質の向上や効率化に貢献することが期待されます。

AIが拓く新たな価値

AIの活用により、介護の現場には新たな価値が生まれてくると考えられます。

具体的には、以下のようなものが挙げられます。

  • 介護の普遍化

AIの活用により、介護の質が向上し、より多くの人に質の高い介護を提供することが可能になります。これにより、介護はより普遍的なサービスとなり、誰もが安心して受けられるようになります。

  • 介護の個別化

AIを活用することで、利用者のニーズや状態に応じたパーソナライズされた介護を提供することができます。これにより、利用者がより満足度の高い介護を受けることができるようになります。

  • 介護の創造性

AIは、介護の新たな可能性を創造する可能性を秘めています。例えば、AIを活用した新たな介護技術の開発や、AIを活用した新たな介護サービスの創出などが考えられます。

AIの活用に向けた課題

AIの活用には、以下の課題もあります。

  • 技術の信頼性や安全性
  • コスト
  • 倫理的な問題

これらの課題を解決するためには、AI技術の研究開発や社会実装に向けた取り組みが重要です。

結論

AIは、介護の現場に新たな価値をもたらす可能性を秘めた技術です。AIの活用を推進し、介護の質の向上と利用者のQOLの向上に貢献することが求められています。